ペットボトルのお水(ミネラルウォーター)は水道水より安全ですか?

(ペットボトルのお水/ミネラルウォーターは水道水より安全ですか?)
水道水とペットボトルのお水(ミネラルウォーター)を比べると、なんとなく「ペットボトルの方が安全」というイメージがあるかもしれません。
では、実際にはどうでしょうか?
水道水は、「水道法」という法律で50項目もの水道水質基準が決められています。
それに対して、ペットボトルのお水に対しては、「食品衛生法」という法律で18項目の製造基準があるだけです。
■ミネラルウオータ類の原水の基準(18項目)
- 一般細菌: 1mLの検水で形成される集落数が100以下であること。
- 大腸菌群: 検出されないこと。
- カドミウム: 0.01mg/L以下であること。
- 水銀: 0.0005mg/L以下であること。
- セレン: 0.01mg/L以下であること。
- 鉛: 0.05mg/L以下であること。
- バリウム: 1mg/L以下であること。
- ヒ素: 0.05mg/L以下であること。
- 六価クロム: 0.05mg/L以下であること。
- シアン: 0.01mg/L以下であること。
- 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素: 10mg/L以下であること。
- フッ素: 2mg/L以下であること。
- ホウ素: ホウ酸として30mg/L以下であること。
- 亜鉛: 5mg/L以下であること。
- 銅: 1mg/L以下であること。
- マンガン: 2mg/L以下であること。
- 有機物等: 過マンガン酸カリウム消費量として12mg/L以下であること。
- 硫化物: 硫化水素として0.05mg/L以下であること。
- 人の健康に影響を及ぼすおそれのある項目として、病原性微生物(一般細菌、大腸菌)、および化学物質(Cd,Hg,Se,Pb,As等)
- 生活利用上支障のおそれのある項目として色、濁り、におい等
項目数が多いので、詳しくは下記のページををご覧下さい。
参考:「厚生労働省:水道水質基準について」
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/kijun/kijunchi.html
このように、水道水の方がはるかに厳密な基準をクリアしているのです。
また、ペットボトルのお水(ミネラルウォーター)には、成分表示も義務づけられてはいません。
ペットボトルのお水(ミネラルウォーター)のラベルに表示されているミネラル分の含有量等の表示は、あくまでもメーカーの自主的な判断によるものです。
いかがでしょうか?
法的な規制値に守られているという観点では、水道水の方がより安全で、安心できるお水といえるのです。
しかし、ペットボトルのお水(ミネラルウォーター)の方が安全というイメージがつきまとうのは、水道水が私たちの家庭の蛇口に届くまでに、水道管や貯水タンクなどを通るとき、他の物質が入り込んだりする可能性があるからではないでしょうか。
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多くの水質基準をクリアした水道水を更に安全で安心できるお水に変えてくれるのです。
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