亜硝酸態室素・硝酸態窒素について

農薬、除草剤、肥料、家畜の糞尿などが亜硝酸性室素・硝酸性窒素汚染の原因です

地下水中の汚染物質

「亜硝酸態室素」「硝酸態窒素」は、近年、全国的に地下水中の硝酸態窒素の濃度が高くなっていることで特に問題視されている汚染物質です。

「亜硝酸態室素」「硝酸態窒素」の元となる物質

  • 農薬
  • 除草剤
  • 窒素肥料
  • 家畜の糞尿
  • 下水処理場やし尿処理場の排水
  • 生活排水

これらの物質が土の中の微生物(硝酸菌)により分解され、亜硝酸態窒素が生成され、その後硝酸態窒素にまで変換されます。

例えば、ゴルフ場での農薬の散布であったり、農産物の収穫量を増やすために農薬や肥料を過剰に撒きすぎたりすることで、自然界で分解仕切れないほどの人工化学物質が土壌を汚染していきます。

そして、土の中や、地下水に浸透することで「亜硝酸態室素」「硝酸態窒素」などの濃度が高くなり水道水源を汚染して、水道水の水質を悪化させていくのです。

「亜硝酸態室素」「硝酸態窒素」の毒性について

硝酸態窒素は特に葉物野菜や、井戸水に多く含まれます。硝酸態窒素が食べ物や飲み水から体内に入ると、体内で亜硝酸態窒素に変化していきます。

ヨーロッパやアメリカにおいて、硝酸態窒素が高濃度になった水を飲んだ赤ちゃんが青くなって死んでしまったため「ブルーベイビー症候群」とも言われています。

また、硝酸態窒素が、体内で亜硝酸態窒素に変化すると、発ガン性物質(ニトロソアミン)になり、毒性も強くなります。

日本の水道水は厚生労働省が「硝酸態窒素および亜硝酸態窒素」の基準について10mg/Lと設定しており、環境省にも水に対し同じ環境基準を設定しています。

しかし、環境省が実施した長野県の地下水調査では、亜硝酸態室素・硝酸態窒素の濃度が水道水質基準をはるかに超えていました。地下水調査中、最大66.0mg/Lもの硝酸態窒素を検出したことが判っています。また、さいたま市でも検査で出た最大値が水道基準と環境基準を超えていました。

他にも、富山市ファミリーパークでは、肺水腫による呼吸不全で死んだグレビーシマウマの血液中から90ppmの硝酸態窒素が検出されたという事例もあります。土壌が汚染され、結果、水道水の水源となる地下水や河川の水が汚染されるのです。

「亜硝酸態室素」「硝酸態窒素」の除去について

亜硝酸性窒素の最小分子の大きさは約0.00042ミクロン、硝酸性窒素の最小分子の大きさは約0.00044ミクロンです。このサイズの物質は従来の浄水器では除去できません。

逆浸透膜浄水器のフィルターの細孔は、0.0001ミクロンと、亜硝酸態窒素や硝酸態窒素の分子の大きさよりも小さなサイズです。逆浸透膜浄水器なら亜硝酸態窒素や硝酸態窒素も除去できます。